QRコードをサクッと作りたいときに、ここでまとめてできます。リンクやテキストを入れて QRコードを作成 を押すだけ。できあがったら PNG か SVG でそのまま保存できます。
見た目もきれいに整えたい人向けに、デザインの調整も全部ブラウザ内で完結。テーマ切り替え、色変更、背景を透明 にする、ロゴ入り にする、読み取りやすさの設定まで一通りそろっています。名刺、メニュー、SNS、チラシやシール用のデータ作りにも便利です。
プライバシー面も安心できるように、作成や履歴の保存は基本的にブラウザ内で完結します。登録も不要なので、思い立ったらすぐ使えます。
機能と設定ガイド
1) QRコードの内容
QRコードの内容 は、読み取ったときに開くデータのことです。URLを貼り付けたり、テキストを入力したり、下のテンプレートから選ぶこともできます。example.com のようにドメインだけを入れた場合は、読み取り後のトラブルを減らすために https:// を自動で補完します。
- テキストまたはURL: Webサイト、SNSプロフィール、メモ、クーポン文、メニューのリンク、アプリリンクなどに使えます。
- QRコードを作成: まずは標準の安定設定で即作成。あとからデザインを詰めたいときもOKです。
2) 保存とクイック操作
プレビューのすぐ下に、スピード重視の操作が並びます。
- PNGを保存: WebやSNS、メール、チャットなど日常用途に便利です。
- SVGを保存: 印刷やデザイン向け。拡大してもギザギザになりにくく、サイズ調整がしやすいです。
- 画像をコピー: QRコード画像をクリップボードにコピーできます(対応ブラウザのみ)。資料やデザインツールに貼り付けたいときに便利です。
- 内容をコピー: QRに入っている元データをそのままコピーします。
- 共有リンクをコピー: 内容と設定を含んだリンクを作って共有したり、あとで同じ設定を開いたりできます。
3) コンテンツの種類
スマホで特定の動作をさせたい場合は コンテンツの種類 を使います。テンプレートを選ぶと、メイン入力は読み取り専用になり、必要な形式を自動で組み立てます。
- テキストまたはURL: 定番。Webを開くか、テキストを表示します。
- Wi-Fi接続: その場でWi-Fiに接続しやすくなります。
- Wi-Fi名(SSID): ネットワーク名。
- パスワード: オープンネットワークなら空欄でOK。
- セキュリティ: WPA/WPA2/WPA3、WEP、またはパスワードなし。
- 非公開ネットワーク: SSIDが隠されている場合に使用します。
- 電子名刺 (vCard): 連絡先を保存できる名刺用QRです。
- 氏名: 連絡先の名前。
- 電話: 保存する電話番号。
- メール: 保存するメールアドレス。
- 会社: 任意。
- Web: 任意。
- メール作成: 宛先や件名を入れたメール作成画面を開きます。
- 宛先: 送信先アドレス。
- 件名: 任意。
- 本文: 任意。
- SMS送信: SMSの下書きを起動します。
- 電話番号: 送信先。
- メッセージ: 任意の定型文。
- 電話発信: telリンクで発信画面を開きます(名刺やポスター向け)。
- 地図・位置情報 (GPS): 座標リンクを開き、地図アプリに渡せます。
4) デザインと色
ここでは「見た目」を調整します。読み取ったときの内容は変わりません。
- セルの形:
- 四角 (通常): くっきりした定番スタイル。
- 角丸 (ソフト): やわらかい印象にしつつ、読み取りやすさも意識した見た目です。
- テーマ:
- ライト: 明るい背景に濃いコード。スキャン安定重視ならこれ。
- ダーク: 暗い背景に明るいコード。見た目を攻めたいときに。
- 背景を透明にする: 背景を完全に透明にします。写真、グラデ、パッケージ、色付きデザインに載せたいときに便利です。
- コードの色: QRの「インク」の色です。
- カラーピッカー: 直感的に選べます。
- Hex: ブランドカラーをそのまま貼り付け、例: #1A73E8。
- 背景色: 背景色(透明背景をONにしている場合は無視されます)。
- カラーピッカー: すぐ選べます。
- Hex: 色コードを入力します。
- グラデーション: コードの色をなめらかなグラデにできます。
- 開始色: 最初の色。
- 終了色: 次の色。
5) 読み取り精度と余白
現実の環境で読み取りやすくするための設定です。スマホの種類、光、距離、印刷品質などで差が出るので、ここが意外と大事です。
- 誤り訂正レベル: 多少の欠けや汚れがあっても読み取れる「耐性」を決めます。
- L: 最小の冗長性。デジタル用途なら十分な場合が多いです。
- M: バランス型の標準設定。
- Q: さらに強め。
- H: 最強。ロゴ入りや、傷や折れが心配な印刷物におすすめです。
- 余白 (マージン): コード周りの「静かな領域」です。
- 標準: 画面と多くの印刷で問題なし。
- 広め: ポスター、ステッカー、背景がごちゃつくデザインで安定しやすいです。
6) ロゴ画像
中央にロゴを入れると、一気にそれっぽく見えます。ロゴをONにすると、読み取り安全のために誤り訂正が高めになるよう調整されます。
- ロゴを入れる: ロゴのON/OFF。
- 画像をアップロード: PNGやJPGなど一般的な画像形式に対応。
- ロゴのサイズ: 小、中、大から選べます。
- 自動パディング: ロゴ周りに余白を確保して、コードがロゴに近すぎないようにします。
7) ダウンロードと印刷設定
用途に合ったファイルを作りやすくするためのエクスポート設定です。
- PNGサイズ: ピクセルサイズを選んで、くっきり出力できます。
- SVGサイズ: 目安のサイズを指定できます(SVG自体は常に高品質ですが、レイアウト統一に便利です)。
- 用途プリセット: 画面、ステッカー、ポスターなどに合わせてサイズと余白を一括調整できます。
8) 作成履歴
地味に便利なのが履歴機能。最近作ったQRコードと設定がブラウザに保存されます。
- 読み込む: 過去の設定をすぐ復元します。
- 内容をコピー: 以前使った内容をコピーできます。
- 履歴を消去: このブラウザ内の保存データを削除します。
FAQ
本当に無料ですか?
はい。作成もダウンロードも無料で、登録も必要ありません。
データはどこかに送信されますか?
いいえ。QRコードはブラウザ内で生成されます。履歴もこの端末のブラウザ内に保存されます。
PNGとSVG、どちらを使うべき?
- PNG はWeb投稿、メッセージ、メール、サクッと共有に向いています。
- SVG は印刷やデザイン作業に向いていて、どんなサイズでもきれいです。
読み取りを安定させるコツは?
- コードと背景の コントラスト をしっかり確保してください。
- 余白 は削りすぎず、標準 か 広め を選ぶのがおすすめです。
- ロゴを入れる場合はサイズを控えめにして、できれば H を選ぶと安心です。
- ごちゃっとした背景に載せるなら、透明背景でも余白とコントラストを意識してください。
黒いQRの方がカラフルより読み取りやすい?
一概には言えません。大事なのは色よりもコントラストです。背景としっかり差があれば色は自由に使えます。
透明背景で色付きデザインに載せられますか?
はい。背景を透明にする をONにしてPNGを保存し、デザインの上に配置してください。余白を確保して、コントラストを強めにすると安定します。
コントラスト警告が出るのはなぜ?
コントラスト不足は読み取り失敗の原因になりやすいからです。警告が出たら、コード色を濃くする、背景色を明るくする、またはテーマを切り替えてください。
違うページが開くときは?
内容をコピー でURLやデータを確認してから作り直してください。URLに https:// がない場合は自動補完されることがあります。
QRコードは期限切れになりますか?
一般的なQRコード自体に期限はありません。URLを入れた場合は、そのリンクが有効な限り動きます。
スキャン数の計測はできますか?
このツールは標準のQRコードを作成するため、直接のトラッキング機能はありません。計測したい場合は、分析できる短縮URLや自分のリダイレクトページを用意して、そのURLでQRを作成してください。
参考
こんなツールがあったら助かる、というものがあればコメントで教えてください。今後の追加の参考にします。
CalcuLife.com









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