迷ったときはコイントスで即決。 2択でずっと悩んでいるなら、いったん “表か裏か” に任せるのもアリです。誰が先にやるか、どっちを選ぶか、ゲームの順番決めなど、サクッと決めたい場面で使える コイントス(表か裏か)シミュレーター です。
結果
準備OK
コインが着地した瞬間に結果が表示されます。
履歴(直近20回)
ランダム性はどれくらい信頼できますか?
公正性チェック(1万回)
まとまった回数で試して、表/裏がどれくらい均等に出るか確認できます。通常のコイントスには影響しません。
このコイントスが「信頼できる」理由
コイントスの本質は、0か1の1ビットをランダムに出すだけです。このツールは、ブラウザの Web Crypto(Web Cryptography API)を使って乱数を生成します。端末のOSから取得される予測しにくい乱数を利用するため、確率50%の “表/裏” を作る用途では、ブラウザ上でもかなり堅い方法です。
さらに、直近の結果がわかる過去20回の履歴もあります。感覚ではなく、実際にどう出ているかを見たいときに便利です。もっと大きなサンプルで確かめたい人は、下の1万回の公正性チェックを試してみてください。通常のコイントスには影響しない、完全に別枠のテストです。
表か裏かの確率はこう考えるとラク
フェアなコイントスでは、毎回の結果は独立しています。つまり、1回のコイントスで表(または裏)が出る確率は1/2です。そして、同じ結果がk回連続で出る確率は次の式になります。
(1/2)k
- 2回連続(表表 / 裏裏):1/4 = 25%
- 3回連続:1/8 = 12.5%
- 4回連続:1/16 = 6.25%
- 5回連続:1/32 = 3.125%
- 6回連続:1/64 = 1.5625%
なので、連続が出ても “おかしい” というより、ちゃんと回数を重ねれば普通に起きる現象です。1〜2%くらいの出来事でも、回数が多いとそこそこ見かけます。
「連続したから次は逆が出る」は勘違い
- ギャンブラーの誤謬:裏が5回続いても、次が表になりやすいわけではありません。次も50/50です。
- 連続は自然に出る:長くやれば、4回や5回の連続はだいたいどこかで出ます。
- 50/50は“毎回”ではない:100回の時点で少し偏っていても、それは普通です。乱数は揺れます。
- ランダムは綺麗に交互じゃない:表裏表裏…みたいな並びはむしろ不自然で、実際は固まることが多いです。
回数が増えるとどうなる?
試行回数が増えていくと、表の割合も裏の割合もだんだん50%に近づく傾向があります。もちろん途中はブレますが、長い目で見ると落ち着いていくことが多いです。これは確率の考え方でいう大数の法則に関係します。
コイントスの使いどころ
- 2択の即決:どっちにするか迷ったとき
- ゲーム:先攻後攻、順番、チーム分けの決定
- 学習:独立性、連続、乱数の見え方の簡単なデモ
- ルール化:「表ならX、裏ならY」みたいなチャレンジや習慣づけ
知識の源
- MDN: Crypto.getRandomValues() – ブラウザが暗号学的に強い乱数を提供する仕組み。
- W3C: Web Cryptography API (WebCrypto) – Web Crypto の公式仕様。
- IETF RFC 4086: Randomness Requirements for Security – 乱数の品質がなぜ重要か、何が“弱い乱数”かの整理。
- NIST SP 800-90A Rev. 1 – 安全な乱数生成(乱数ビット生成)に関する考え方。
どんな場面でコイントスを使っていますか? もし「こういう機能が欲しい」があれば、コメントで教えてください。
CalcuLife.com









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