このツールは、電流(A、アンペア)を「A = W ÷ V」という式で求めます。入力には、ワット(W)とボルト(V)の値を使用します。日本では、家庭用電源は通常100Vですが、高出力機器には200Vが用いられることもあります。
アンペアからワットへの変換
電流(A)と電圧(V)を入力し、「変換」ボタンを押してください。
電流 (A)
電圧 (V)
結果 (W)
計算プロセスがここに表示されます。
小数点以下の桁数
使い方
- 数値を入力: ワット(W)の値とボルト(V)の値を、指定された入力欄に入力してください。
- 表示精度の設定: 必要に応じて、結果に表示する小数点以下の桁数を「小数点桁数」欄に入力してください。
- 計算する: 「変換する」ボタンをクリックすると、A = W ÷ V の計算式を使って電流が求められます。
- 結果を見る: 計算結果の電流(A)が、計算の詳細とともに表示されます。
- その他の機能:
- 結果のコピー: 表示された値をクリップボードにコピーできます。
- 全てクリア: 入力欄と出力欄をリセットします。
- 入出力の切り替え: アンペアからワットへの逆変換も行えます。
単位の定義
ワット (W): 電力のSI単位です。1ワットは1秒あたり1ジュール(1 W = 1 J/s)として定義され、エネルギーの移動速度を示します。
ボルト (V): 電位差(電圧)のSI単位です。1ボルトは1クーロンあたり1ジュール(1 V = 1 J/C)で、単位電荷あたりのエネルギー量を表します。
アンペア (A): 電流のSI単位です。1アンペアは1秒間に1クーロンの電荷が流れる量(1 A = 1 C/s)を意味し、回路内での電荷の流れの速さを測定します。
変換式
電流(A)を求める式は以下の通りです:
A = W ÷ V
ここで:
A = アンペア (A)
W = ワット (W)
V = ボルト (V)
この式は、オームの法則と電力の定義(電力は電圧と電流の積)から導かれます。電流を求めるためにW = V × Aの式を変形して、A = W ÷ Vとなります。なお、負荷が純粋に抵抗性の場合に適用可能で、交流回路では力率(PF)を考慮する場合、式はA = W ÷ (V × PF)と修正されます。
変換表
ワット (W) | ボルト (V) | アンペア (A) |
---|---|---|
60 | 100 | 0.6 |
100 | 100 | 1.0 |
150 | 100 | 1.5 |
200 | 100 | 2.0 |
250 | 100 | 2.5 |
300 | 100 | 3.0 |
500 | 100 | 5.0 |
750 | 100 | 7.5 |
1000 | 100 | 10.0 |
1500 | 100 | 15.0 |
2000 | 200 | 10.0 |
2500 | 200 | 12.5 |
3000 | 200 | 15.0 |
3500 | 200 | 17.5 |
4000 | 200 | 20.0 |
4500 | 200 | 22.5 |
5000 | 200 | 25.0 |
実例
- 東京の一般家庭で使われる60Wの白熱電球(100V)の場合、約0.6Aの電流が流れます。
- 大阪の美容室で使用される1000Wのヘアドライヤー(100V)は、約10.0Aの電流を必要とします。
- 名古屋のキッチンで活躍する1500Wの電気ケトル(100V)は、約15.0Aの電流で動作します。
- 福岡の集合住宅で使われる1200Wの電子レンジ(100V)は、約12.0Aを消費します。
- 一部の業務用機器やエアコンは200Vを使用するため、例えば、2000Wのエアコンなら約10.0Aの電流が流れます。
CalcuLife.com
この変換ツールをどのようなシチュエーションで利用されますか?ご意見や追加機能のご要望がありましたら、ぜひコメントでお知らせください。
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