このテストはデスクトップ/ノートPCで遠見の小数視力を推定します。高コントラストのランドルト環が表示され、回答に応じて直径が変化します。これは診断ではありません。結果が不十分、または症状が続く場合は医療機関で検査を受けてください。

使い方

  1. 画面から約60cm(腕の長さ)離れて、均一に明るい環境で座ります。通常の矯正具(眼鏡・コンタクト)を着用してください。
  2. テスト開始をクリックします。暗い背景中央にランドルト環が表示されます。
  3. 表示された選択肢(↑→↓←)から、切れ目の向きを選びます。正解が2回続くと小さくなり、誤答で大きくなります。
  4. 終了後、結果を見るを押して推定小数視力とサイズ別の成績を確認します。

安定した結果のために:ブラウザのズームは100%に設定し、テスト中はウィンドウサイズを変更しないでください。画面の映り込みや低コントラストを避けてください。

オンライン視力スクリーニング

ご利用方法

正確な測定のために:
・画面から約60cm離れて座る
・周囲を十分に明るくする
・普段の矯正(眼鏡/コンタクト)を着用する

画面にランドルト環(C字)が表示されます。切れ目の向きを選択してください。
日本の小数視力(例: 1.0, 0.7, 1.2)に相当する段階で難易度が変化します。

視力テスト

ランドルト環の切れ目の向きを選んでください。

テスト結果

注意:本ツールはスクリーニング用です。診断を目的としたものではありません。気になる症状がある場合は対面での検査を受けてください。

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このテストで測定するもの

小数視力は日本で一般的に用いられる表記(例:1.0、0.7、0.3)です。数値が大きいほど良好です。参考として、1.0 ≈ Snellen 20/20、0.5 ≈ 20/40、0.3 ≈ 20/60です。ランドルト環はJIS規格にも採用される標準オプトタイプです。

動作原理(技術的背景)

  • 4選択強制選択(4AFC)。 切れ目の向きは↑→↓←の4方向から選択します。
  • 適応階段法。 2連続正解で縮小、1回不正解で拡大。短時間でしきい値近傍に収束します。
  • ランドルト環の仕様近似。 切れ目角は約60°、線幅は直径の約1/5相当で描画(画面ピクセルに基づく近似)。
  • サイズマッピング。 刺激サイズは小数視力0.1→1.5の段階に対応(例:0.1, 0.2, 0.3, …, 1.5)。
  • 表示スケールの影響。 実サイズはモニタのピクセル密度やOS/ブラウザのスケールに影響されます。臨床的校正は行いません。

結果の解釈

レポートには推定小数視力(例:1.0)が表示されます。参考として、logMARは −log10(小数視力)で算出され、1.0→0.00、0.5→0.30、0.1→1.00に相当します。おおよその目安:

  • 1.2–1.5:良好~非常に良好
  • 0.8–1.0:基準範囲
  • 0.7:概ね良好
  • ≤0.6:低下の可能性。必要に応じて対面検査を検討

重要: これはスクリーニングであり医療診断ではありません。部屋の明るさ、距離、ズーム、疲労などで結果は変動します。見え方に不安がある場合は医療機関で総合検査を受けてください。

距離と作業環境

PC作業では、画面から腕の長さを保ち、定期的に休憩(「20-20-20ルール」)を取り、適切な高さにモニタを配置することが推奨されます。

ロービジョンの目安(文脈)

多くの機関では、矯正後でも良い方の目で小数視力≤0.3(≈20/60、logMAR≈0.5)をロービジョンの基準の一つとします。定義は機関により異なります。本ツールはロービジョンの診断や分類を行いません。

よくある質問

Q: 所要時間と試行回数は?
A: 約2~4分、最大25試行です。2連続正解で縮小、誤答で拡大し、効率的にしきい値を推定します。

Q: クリニックの検査と違う結果になるのは?
A: クリニックでは標準化された距離・照明・チャートが用いられます。家庭の画面はピクセル密度やスケールが異なるため差が生じます。

Q: なぜ1文字(1記号)ずつで全行表示ではない?
A: 単一オプトタイプ+適応手順は短時間でしきい値推定に適します。総合的な視機能評価の代替ではありません。

Q: 片目ずつ測定できる?
A: はい。片目を覆って実施し、反対の目でも繰り返してください(OD/右目、OS/左目で別々に記録)。

Q: デバイス間で結果が異なるのは?
A: ピクセル密度、OSスケーリング、ブラウザズーム、ウィンドウサイズが実効サイズを変えます。ズーム100%、全画面推奨、テスト中はサイズ変更を避けてください。

Q: 明るさやアンチエイリアスの影響は?
A: 低照度、画面反射、強いアンチエイリアスや低コントラストは識別を難しくします。適切な明るさと均一照明を用いてください。

安全性と次のステップ

本スクリーニングでは眼疾患や視力低下の原因は特定できません。推定視力が普段より低い、左右差が大きい、または症状(かすみ、ハロー、頭痛、眼痛等)がある場合は医療機関で検査を受けてください。

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